時を経て見えてくること

こんにちは。

神戸市垂水区　舞子にあります　

声楽とピアノの教室 Chocolat音楽教室（ショコラ音楽教室）です。

11月24日、姫路オペラ協会コンサート終了いたしました。

ご来場くださいましたみなさま、ありがとうございました。

年内のコンサートはこれで終了。

これからしばらくはお勉強モードになります...というかなりたい！

お勉強のエンジンがなかなかかからないので、ここに書いて、お勉強するぞ！の決意表明。

子どもに偉そうなこと言えません。

姫路オペラ協会のコンサートでは、なかなか演奏の機会がないカントルーブと、

お蔵入りになっていたミカエラのアリアを演奏いたしました。

時を経て大好きな曲にまた出会えて嬉しかったです。

どちらも20代の頃に勉強したのですが、

年齢を重ねると、前はこう思っていたけど、実はこうだったのかな？と、

解釈が違ってきたり、楽譜の中から見えてくるもの、感じるものに変化があったりします。

若いころのようにいかないことは多々あります。

体力も違うし、時間の使い方も。

全部が自分の時間だったころとは違い、

今は家族がいて、大切なことがたくさんあるし、しないといけないこともある。

その中でできることってなんだろう？

勉強するためにはどうしたらいいだろう？と考えさせれます。

でも、その中で見えてくることはたくさんあります。

解釈が変わるのもそうだし、母になった気持ちがわかるのもそう。

例えば蝶々夫人も大切なレパートリーの一つですが、

蝶々さん一人で子どもを産んで育てて、「ある晴れた日に」を歌ったのか！

と思うと、20代の頃とは歌い方が変わってきます。

若いころのようにはいかないことも、できないこともあるのは事実。

けれど、年齢を重ねないと見えないことがある。

年齢を重ねたからこそ歌える曲がある、演奏できる曲がある。

新しい解釈が増えて、レパートリーも増えていく。

それも音楽の楽しみや奥深さの一つかな、と思います。

ただ、20代で感じていたことが間違いなのか？今が正解なのか？

と言われるとそうではなくて、

その時その時で自分の考え方があって、それでいいと思います。

その時一生懸命考えていたこと、表現しようとしていたことがあるから、

今の年齢の考えも出てくるんだろうし、

50代、60代になったら、また違った見方が出てくると思います。

どんな見方がでてくるのか、それはこれからのお楽しみですね。

インフルエンザに胃腸炎に色々流行っていますが、

12月はクリスマス関連のコンサートや第九など、

この季節ならではの演奏会がたくさんあります。

体調管理に気をつけながら、冬のイベントとともに、

冬の演奏会もお出かけいただければと思います。

神戸市垂水区　舞子　声楽教室　ピアノ教室

Chocolat音楽教室（ショコラ音楽教室）羽手村　紗織（はてむら）

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